もしも、前夜、一睡も出来ないまま当日を迎えたら…

 面接前に徹夜はご法度。徹夜明けの顔は疲労感と眠気に溢れていて、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
しかし、面接前の緊張または興奮で眠れず、朝を迎えてしまったというやむを得ない状況だった場合、どのような対策を立てればいいのでしょうか。

 まず夜が明けたら、気を替えるために顔を洗いましょう。
その後、外に出てウォーキングやラジオ体操など、とにかく身体を動かして血行・血流を促してください。

 眠くなるから、と朝食を控えるのは良くありません。
控えめ〜腹八分程度、特にバナナやリンゴなど、脳に素早くエネルギーを送ることができる果実類を良く咀嚼して摂ってください。
飲物はココアやコーヒーなど、覚醒作用があるカフェインを含んだものを勧めます。
ただし、空腹の状態で飲むと胃が荒れるのでやめた方が良いです。

 また、砂糖や牛乳はカフェインの作用を抑える働きをするので、入れたい人は控えめ・抑え目に入れた方が良いと思います。
最後、食後に仮眠を取りましょう。

 目を瞑るだけでも良いです。
目安は10〜15分、なぜならその時間帯は、身体を休めつつ脳は覚醒状態を保たせる「レム睡眠(浅い眠り)」に陥っている時間帯だからです。
それ以上眠ると「ノンレム睡眠(深い眠り)」に陥ってしまい、寝坊してしまう恐れがありますので気をつけてください。

 ヘッドフォンを付けて音楽、特に歌声がないものを聴くことで集中したい場合は、振動機能がある携帯電話等を目覚ましにして身に着けておくといいでしょう。
目を覚ましたらもう一度顔を洗って、気分を一新してから出発してください。
無理に眠気を我慢せず、短時間で質の良い睡眠を取った方が心身に良い結果を齎し、面接も良い状態で臨めるということを知っておいてほしいです。

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