もしも、面接の場でうっかりバイト口調が出てしまったら…

 面接中、使うのを忘れたのか気が緩んだのか、うっかり出てしまった「バイト語」口調。
さあ、どうしましょう?

 まずは「申し訳ございません」または「失礼致しました」としっかり謝罪し、改めて正しい言葉で言い直しましょう。
言い直さないままで場が進むのは最悪のパターン。
面接官に悪い印象を与えたまま面接が終わってしまう可能性があります。

 そもそも「バイト語」とは「アルバイト敬語」の略であり、誤用と気付かれないまま浸透していった日本語表現です。
そのため、企業によっては「バイト語」を使用している従業員に修正を求めるところもあるのです。
そのような認識の言葉が、「正当な社会人」という前提で面接に臨んでいるはずの人間から出てきたのでは、それは印象が悪くなります。

 敬語の誤用に関してもう一つ問題があります。
それは、「私」を「自分」、「お疲れ様でした」を「お疲れっしたー」などと、部活動で使用してきた言葉をそのまま使用する「部活敬語」です。
これも先輩や担当教諭がきっちり指摘しないことで、本人はこれで通用すると勘違いし、本番で失敗するというパターンに陥る可能性があります。
就職活動を始めたら、部活動やアルバイトで使ってきた敬語は本当に正しいのか、確かめることを忘れないでください。

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