もしも、面接に訪れた先で、その会社の社長や社員と遭遇したら…
面接を受けに、会社があるフロアまで来ました。すると廊下の向こうから会社の関係者らしい方がこちらに向かってきます。
どう対応すべきでしょうか。
まだ正式に社員になっていないから、と何もしないまますれ違うのは明らかにＮＧ。
「無作法な人間」という情報が担当者に伝わる可能性が大いにあります。関係者全員が人事関係者に繋がっているという前提で行動すべきです。
その場に相応しい対応は、「頭を下げてお辞儀をする」ことですが、ただ頭を下げれば良い、というわけでもありません。
頭の下げ方一つとってもマナーがあります。
ただ首を下に曲げるだけ、背中を軽く曲げるだけの軽いお辞儀では、された側は、相手を自分と同列か軽んじて見ているな、と捉えかねません。
最も相応しいお辞儀は、
①きちんと足を止め
②腕を両脇か前に添え
③背筋を伸ばし
④大体４５度を目安に、深々と頭を下げる
これが「最敬礼」と呼ばれる最も丁寧なお辞儀の作法です。
自身の言動一つ一つが、どこで誰に見られているか判りません。
家を出てから帰宅するまでが「面接」であり、「就職活動」である、という認識を常にしていてください。